解決志向
サプライチェーンにおけるトレーサビリティ
ブロックチェーンは、IoTを活用することで、リアルタイムで確実な製品の監査証跡を追跡ができるため、スマートで安全なサプライチェーン を構築できる可能性を秘めています。そして、ブロックチェーンは、すべての産業において、企業は資材を追跡し、どこに到着し、誰が受け取って、い つどのように次に輸送されたかを測定できます。もちろん、産地・製造所情報は改ざんの検出もできるようになります。

Himitsu Labは、Angular、Node.js、およびReactを使用するサイドチェーンを備えたHyperledgerプラットフォーム上に、サプライチェーンブロックチェーンフレーム ワークを構築しました。当社のソリューション「トラック&トレース」は、ブロックチェーンフレームワーク上に構築されている為、ERPおよびSCMプラットフォームへの統 合により、サプライチェーンの起点情報、トレースバックおよびトレースフォワード機能を自動化します。
トークンエコノミーとデジタルウォレット
トークンエコノミーは、エコシステム(利用者が適切な相互利益を得ることで共存し、企業の収益構造を高める仕組)を推し進めるために設計されたシステムであり、様々な規制要件に対応しながら、このエコシステムとアプリケーションを共に成長させることがとても重要です。

ブロックチェーンとスマートコントラクトにより、企業はエコシステムで使用する独自のトークンを簡単に生成できます。企業の資産からアクセス権まで、このトークンで様々なものに置き換えることができるのです。トークンは、パフォーマンスや貢献に応じた報酬に置き換えたり、サービスや製品を購入する際にも使用できます。

Himitsu Labは、以下の所有権の共有ケースに加え、取引コストを抑えて、キャッシュフローの改善に寄与するデジタルエコノミーの構築に使えます。
  • 貢献者に対する報酬 - エコシステムに参加し、価値の構築を支援した人に報酬を付与。
  • コネクテッドエコノミー - デジタルトークンと結合したトークンエコノミーによって活性化されたエコシステムの生成。
  • 誰もが使える設計 - デジタルトークンは、エコシステムの中で誰もが簡単に利用可能。
Himitsu Labは、企業がデジタルトークンを活用して自社製品または、サービスエコノミーを実装する基礎となるハイパーレジャー(Hyperledger)プラットフォーム上にデジタルウォレットのフレームワークを構築しました。
顔認識
ブロックチェーンはデジタルID管理の未来をけん引するものであり、顔認識はそれを先導するものです。当社のFaceNOWフレームワークを使用して、 顔の特徴の識別子を確立し、それらの識別子を一意のランダムな数字の文字列に変換することにより、顔のテンプレートやデジタルIDを生成します。

顔認識による1対1の検証は目新しい概念ではありませんが、情報管理の転換期にあるブロックチェーンの利点を生かすことで、個人に権限を提供するための重要な通過点にもなります。

現状、FaceNOWフレームワークはServiceNowプラットフォーム上に構築した概念実証中の段階です。